連載　「世界 水族館巡り」　2022年2月号

東京都豊島区にある都市型水族館の代名詞的存在である水族館で、山手線池袋駅から徒歩で10分、サンシャインシティ内のワールドインポートマートビルの屋上、地上40mに位置します。日本初の屋上にある水族館として1978年に開館、2010年9月にサンシャイン国際水族館として32年間の歴史に幕を下ろしました。全館リニューアルのため1年間の休業を経て2011年8月にサンシャイン水族館としてリニューアルオープンし今に至ります。2017年7月には「天空のオアシス」をコンセプトに屋外エリア「マリンガーデン」がリニューアルオープンし、頭上をアシカが泳ぐドーナツ型水槽「サンシャインアクアリング」や、空を飛ぶようにペンギンが泳ぎ回る「天空のペンギン」などの展示が始まりました。2020年7月にはクラゲエリア「海月空感（くらげくうかん）」が新しく加わり、老舗の水族館でありながら、常に最先端の展示で楽しませてくれます。240トンの円柱型水槽「サンシャインラグーン」には大きなサメやエイが悠然と泳ぎ、国内の生物の他には海外の海水魚や淡水魚が見られ、マングローブ水槽や両生類の展示も楽しむことができ、ゆっくりと時間を取って楽しみたい水族館です。

<関連書籍>
「水族館！海の人気ものに会いに行こう」
（アスペクト刊）中村庸夫、武弘：著・写真
「水族館で遊ぶ」（実業之日本社刊）中村庸夫、武弘：著・写真
「水族館に行こう」（平凡社刊）中村庸夫：著・写真
「水族館ウォッチング」（平凡社刊）中村庸夫：著・写真

サンシャインラグーン水槽

ルックダウン

天空のペンギン

洞窟に咲く花水槽のマツカサウオ

海の写真のボルボックス　　© 中村庸夫　無断転載を禁止します。