連載 「世界 水族館巡り」 2019年6月号


〜 名古屋港水族館 〜

愛知県名古屋市港区の名古屋港に位置し、1992年開館の日本を代表する水族館の一つです。日本最大の延べ床面積に加えて、13,400トンの世界最大級の屋外水槽を有し、多くのイルカが同時にジャンプするショーパフォーマンスは圧巻です。また、シャチのトレーニングも公開されており、鯨類はその他にバンドウイルカ、カマイルカ、ベルーガを飼育しています。極地に住むコウテイペンギンやアデリーペンギン、ヒゲペンギンを見られるのも国内では珍しくこちらも一見の価値あり。また、ウミガメの産卵のための砂浜があり、アカウミガメやタイマイなどの卵を孵化させ、海に放流する活動も長年行っている水族館です。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真


多頭のバンドウイルカのジャンプ

水中を泳ぐコウテイペンギン

水中でシャチの観察もできる

タイマイ





海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。