連載 「世界 水族館巡り」 2018年1月号


〜 アラスカ・シーライフ・センター 〜

アラスカのアンカレッジから200km程離れたキーナイ半島のスワードにある水族館です。1989年のエクソン石油のタンカー事故の賠償金を元に、1998年に設立された、アラスカ唯一の海棲哺乳類の保護センターです。怪我をしたり、親とはぐれた海洋哺乳動物を収容し、リハビリ後、自然に戻しています。アラスカの海洋生物に限って展示し、鮭が魚道を通って水族館に入って産卵する施設や、3トンものトドやハーバーシールが泳ぐ水槽、ジャイアントケルプの大水槽、アラスカの各種魚介類なども見物です。また、パフィンなど海鳥の珍しい潜水も見られます。
<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘・著、写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘・著、写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫・著、写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫・著、写真


アラスカシーライフセンター

トド

タッチプール

ハーバーシール





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