連載 「世界 水族館巡り」 2017年12月号


〜 のとじま臨海公園水族館 〜

能登半島の石川県七尾市にある大規模水族館で、500種、約40,000匹の能登近海や世界の魚介類を展示しています。カマイルカが泳ぐトンネル水槽やジャイアントケルプの大水槽、アカクラゲ、ミズクラゲなども見ものです。また、立体的に工夫を凝らせたアザラシ万華鏡のゴマフアザラシは人気を集めています。近年は対馬暖流に乗って能登半島周辺にもジンベエザメが回遊するようになり、八角柱型で最長対角距離20m、水深6m、水量1,600トンと、日本海側最大規模のパノラマ大水槽で、「ジンベエザメ館 青の世界」として、アカシュモクザメやクロマグロなどと共に泳ぐ、日本海側で唯一のジンベエザメの展示が大人気です。
<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘・著、写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘・著、写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫・著、写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫・著、写真


ジンベエザメ館 青の世界

アザラシ万華鏡

ニシキハゼ

トンネル水槽のカマイルカ





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