連載 「今月の赤ちゃん」 2022年1月号


〜 タテジマキンチャクダpart2 〜

ハワイや、我が国南部からインド洋の東アフリカ沿岸までにかけて幅広いサンゴ礁域に生息し、幼魚は濃紺の体に白い同心円状の模様が入るため「ウズマキ」と呼ばれます。成魚は青地に黄色い縦縞が入り、幼魚から成魚へと模様が変わる途中のものは「ウズキン」と呼ばれます。キンチャクダイ科の魚の成魚は縄張りを作り、配偶者以外を追い出す習性がありますが、幼魚は成魚と違った模様を持つことにより縄張りに入っても攻撃を受けないで成長できます。


タテジマキンチャクダイ幼魚

タテジマキンチャクダイ若魚

タテジマキンチャクダイ成魚





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