連載 「今月の赤ちゃん」 2021年12月号


〜 コウテイペンギンpart2 〜

ペンギン18種の中で最大で、成鳥の背の高さ120cmを超え、冬の−40度以下のブリザードの中で、巣は作らず足の上に産卵し育児嚢で覆います。産卵直後、雌は卵を雄に渡して餌取りに出かけ、雄が抱卵し60日強で孵化する頃に帰って来て雄と交代します。子供は育児嚢の中で育ち、やがて大きくなって入りきらなくなる頃、大きくなった子供にたくさんの餌を与えるため、雄・雌揃って餌取りに出ます。両親がいない子供は集まってハドルを作り、まだまだ続くブリザードに耐えます。


足の上から顔を出す

寒さに耐えてハドリング

餌をねだる





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