連載 「今月の赤ちゃん」 2020年3月号 |
〜 フタスジリュウキュウスズメダイ 〜 スズキ目スズメダイ科の魚で、伊豆半島以南、インド太平洋域に分布し、夏には房総半島でも幼魚を見ることができます。 「フタスジ」という名前の通り、体側に走る二筋の黒線が特徴です。10cm程度まで大きくなります。体側の横帯はこの横帯は若い個体ほど鮮明でコントラストのある模様をしていますが、後半の帯は成長と共にボヤけていきます。枝状のサンゴを棲み処としており、普段はサンゴのまわりを群れでユラユラと泳いでいます。危険を感じるとサンゴの隙間に隠れて身を潜めます。夜間も同じくサンゴの間での休息します。 |
フタスジリュウキュウスズメダイの幼魚 |
フタスジリュウキュウスズメダイの若魚 |
フタスジリュウキュウスズメダイの成魚 |
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