連載 「今月の赤ちゃん」 2012年10月号 |
〜 モンガラカワハギ 〜
フグ目の魚で、相模湾以南の西部太平洋からインド洋にかけての熱帯・亜熱帯域のサンゴ礁域に棲息する体長50cmほどになる魚です。体は菱形の分厚い鱗で覆われ、口は鮮やかな橙色、背側は黒く、腹側に大きな白斑がある派手な魚です。
名前は体の模様から「紋殻(モンガラ)」で、「皮剥(カワハギ)」は皮を剥がして食べるところから来たものです。太くて長い背鰭棘が拳銃の「引き金」のように見えるところから、英語では「triggerfish」と呼ばれます。子供の頃は背中や尾鰭の付け根などが黄色くかわいらしい魚です。
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モンガラカワハギの幼魚 |
モンガラカワハギの成魚 |
ウニを食べるモンガラカワハギ |
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