連載 「今月の赤ちゃん」 2012年2月号


〜 コガタペンギン 〜

オーストラリア南部やニュージーランドで繁殖し、体長約40cm、体重約1kgとペンギンの中では最も小さい種類です。通常は海岸近くの草むらなどに巣を作りますが、都市の近郊では民家の縁の下などに住む場合もあります。定住性で、明け方に海へ出て魚類やイカ等の餌を獲り、日没後に陸に帰って来ます。他のペンギンと違って、直立で歩行せずにやや前傾姿勢で歩行するため、最も原始的な種類のペンギンと考えられています。メルボルン南東のフィリップ島で日没後に見られるペンギン・パレードではその愛らしい姿で多くの観光客に人気があります。英名はLittle PenguinやFairy Penguin(妖精ペンギン)、Blue Penguin、で日本ではコビトペンギンとも呼ばれました。


コガタペンギンの雛 抱卵するコガタペンギン コガタペンギンのパレード

コガタペンギンの雛

抱卵するコガタペンギン

コガタペンギンのパレード





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