連載 「今月の赤ちゃん」 2011年3月号


〜 トウアカクマノミ 〜

最大体長13cm程度と大型のクマノミで、和名「頭赤隈之魚」は口先が赤く目立つことより呼名されたものですが、頭ではなく口先が赤い魚です。沖縄から赤道直下にかけて棲息する、独特の色彩と肉厚な体が特徴の魚です。幼魚と若い雄など未成魚は褐紫色で赤色模様も不明瞭ですが、雌は黒く、口先の赤が濃くなります。内湾の砂地や、砂利に棲息するイボハタゴイソギンチャク、シライトイソギンチャクなどに共生し、周囲に産卵に適した岩などがない場合、サンゴのかけらや、石、貝殻などをくわえてイソギンチャクの近くに運んで卵を産み付けることが多いです。


トウアカクマノミの生まれたばかりの幼魚 トウアカクマノミの幼魚 トウアカクマノミの成魚

トウアカクマノミの生まれたばかりの幼魚

トウアカクマノミの幼魚

トウアカクマノミの成魚





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