連載 「今月の赤ちゃん」 2010年04月号


〜 シロブチハタ 〜

南日本から中・西部太平洋、インド洋東部のサンゴ礁域の水面下から100m程にかけて棲息し、体長30cm程になるハタ科の魚です。幼魚は黒潮に乗って伊豆半島にも回遊し、空き缶などに住み着きますが、死滅回遊で繁殖はしません。 幼魚はこげ茶色の全身に白い斑点が散りばめられ、人間を気にせずひらひらと泳ぎます。成長と共にその白い斑模様が少なくなり、背びれに特徴的な白い大きな斑を残すだけとなり、ダイバーに対して好奇心を持ちます。 名前は幼魚時代の白い斑(ぶち)にちなみ「白斑ハタ」です。


シロブチハタの幼魚 シロブチハタの幼魚 シロブチハタの成魚

シロブチハタの幼魚

シロブチハタの幼魚

シロブチハタの成魚





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