連載 「今月の赤ちゃん」 2009年10月号 |
〜 ミナミハコフグ 〜
和歌山県以南のインド・太平洋域の岩礁やサンゴ礁に単独で見られるフグ目、ハコフグ科の魚で、体内の筋肉、内臓などにはフグ毒を持ちませんが、体表にパフトキシンという強い毒を持っています。背骨がある普通の魚と異なり体内に骨格は無く、体は断面が四角形の骨板でできた硬い外骨格で囲まれ、体をくねらせる事が出来ず、鰭だけをちょこまかと動かして泳ぎます。
ミナミハコフグは幼魚の体型がキューブ状で可愛らしいところから英名Cube trunkfish、学名Ostracion cubicus、共に「キューブ状のハコフグ」と名付けられています。 |
ミナミハコフグの成魚 |
ミナミハコフグの若魚 |
ミナミハコフグの幼魚 |
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