連載 「今月の赤ちゃん」 2009年2月号
かつて地球上に存在した動物を含め、あらゆる動物の中で最大の種で、記録では体長34メートルのものが確認されています。 体は淡灰色と白のまだらで、のどから胸にかけて体の下が白く、ジャバラのような畝須が長いところから「白長須鯨」(シロナガスクジラ)と呼ばれます。 英語のBlue Whaleは水面下のこのクジラが青白く見える事によります。 世界中に棲息し、多くの個体が夏は餌になるオキアミが豊富な北極海や南極海の氷際まで回遊し、雌は2〜3年ごとに体長約7mの子どもを通常1頭出産し、7〜8ヶ月子供に付き添い授乳します。
シロナガスクジラの赤ちゃんとお母さん
シロナガスクジラのお母さん
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