連載 「今月の赤ちゃん」 2008年6月号


〜 クロスズメダイ 〜

スズキ目、スズメダイ科の魚で駿河湾以南に生息し、沖縄のサンゴ礁域の浅い海中で多く見られます。スズメダイの仲間としてはやや大型で、体長17cmほどになります。 成魚の全身が黒いところが名前の由来になっています。学名Paraglyphidodon melasのParaglyphidodonはスズメダイ科の総称で、melasは「黒」を表すギリシャ語で、melanin(メラニン)に由来します。幼魚は黄色、白、青色の鮮やかな模様で、まるで別種と思われる程です。


クロスズメダイの幼魚 クロスズメダイの若魚 名前の通り黒い成魚

クロスズメダイの幼魚

クロスズメダイの若魚

名前の通り黒い成魚





海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。