連載 「今月の赤ちゃん」 2006年9月号
セイウチは漢字で「海象」とも書かれ、北極海の氷の周辺や付近の島々に棲む大型の海獣類で、体長3.7m、体重1700kgにもなり、犬歯が長く発達した牙を持ちます。アザラシやアシカと同じ鰭脚(ききゃく)類の哺乳動物で、海に潜り貝などを食べています。 名前はロシア語でトドを意味する「シィウチ」という言葉が当てはめられ、英語ではWalrus(ウォーラス)。学名「Odobenus rosmarus(オドベヌス・ロスマルス)」の、属名Odobenus は、「歯を用いて前進するもの」を意味します。
セイウチの赤ちゃん
お母さんに甘えるセイウチの赤ちゃん
水中を泳ぐセイウチの赤ちゃん
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