連載 「今月の赤ちゃん」 2005年3月号 |
〜 ケンサキイカ 〜
ケンサキイカは毎年6月になると寒天質の房状になった卵隗を水深30mほどの海底に産み付けます。親は全く世話をせず、卵は寒天質の部分から栄養を受け取って膨らみ、やがてイカの形となり、5日程で袋を破って海中に飛び出して行きます。生まれた子供は、危険が迫ると一人前に墨を吐いて自分で身を守り、餌をとって生きて行くのです。
|
卵の中でイカらしい形となってきた |
生まれたばかりの赤ちゃん |
やや成長した子供 |
|
海の写真のボルボックス © 中村庸夫 無断転載を禁止します。 |