2022年7月のテーマ写真館




 《 スズメダイの仲間 》


スズメダイ科の魚類は、多くの種で鼻孔が1つであること、シリ鰭が2棘であること、側線は尾柄にまで達しないこと、などの特徴があります。世界で4亜科28属300種類以上が知られ、多くが熱帯・亜熱帯域のサンゴ礁域や岩礁に生息する小型種です。しかし、一部には温帯の岩礁域や藻場、水深200m前後の深海にまで生息するものもいます。寒流のカリフォルニア沖を主産地とするガリバルディは最大種で体長30cmを超え、未成魚は体に青い斑点がありますが成長に伴い、イタリアの城の門衛「ガリバルディ」の服と同じオレンジ一色になるため名前がつきました。

スズメダイ

イシガキスズメダイ

クラカオスズメダイ


ミスジリュウキュウスズメダイ

アマミスズメダイ

レモンスズメダイ


セナキルリスズメダイ

ブルークロミス

オヤビッチャ


デバスズメダイ

スミゾメスズメダイ幼魚

クロソラスズメダイ


ヤマブキスズメダイ

バリアリーフクロミス

アズールダムセル


ゴールデンドミノダムゼルフィッシュ

テンジクスズメダイ

ミツボシクロスズメダイ


シリキルリスズメダイ

トウカイスズメダイ

リボンスズメダイ


ロクセンスズメダイ

オニスズメダイ

ルリスズメダイ


 ◆ 海の一言 :『魚の模様・縦と横』


人間の場合、頭から足のほうに向かう線を縞模様と言い、頭を上にして、縦か横かという基準があります。魚は横向きですが、釣り上げた時に糸をもってぶら下げ、頭を上にして、縦か横かという基準のため、縞模様は、魚が泳いでいるときの状態ではなく、頭の向きに対して縞模様が横向きが縦になります。

カゴカキダイ・縦縞

ヨコシマクロダイ・横縞

タテジマキンチャクダイ・縦縞




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