2022年5月のテーマ写真館 |
《 ナマコ 》 |
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棘皮動物門・ナマコ綱に属す大きなイモムシ形で、英・独語で「海のキュウリ」(米、英、独)、北欧では「ソーセージ」、フランスでは「海の長虫」などと呼ばれます。体の前端に口と触手、後端に肛門があり、腹面には小さいいぼのような管足が無数にあり、岩や砂の上をゆっくりとはい進み、砂泥中の腐食物や微生物などを口の周りの触手をシャベルや網のように使い捕って食べます。世界で1500種程、日本近海では約180種が知られます。皮膚には顕微鏡的な小骨片が無数に埋もれており、それによって分類されます。外敵に襲われると内臓やキュビエ器官を吐き出して相手の体に絡めて身動きできなくしますが、吐き出した内臓はじきに再生します。肛門のなかにカクレウオという魚が寄生しているものもあります。 |
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トラフナマコ |
シカクナマコ |
Brown Curryfish Sea Cucumber |
オオイカリナマコ |
キンコ |
バイカナマコ |
アデヤカキンコ(シーアップル) |
樹手目の仲間のナマコ |
マナマコ |
ニセクロナマコと糞 |
イシナマコと糞 |
ナマコの糞 |
キュビエ器官を出すジャノメナマコとアオヒトデ |
カクレウオとシカクナマコ |
カクレウオとハネジナマコ |
チズナマコ |
ジャノメナマコ |
アカミシキリ |
ヨウジウオの仲間とナマコ |
ウミウシカクレエビとイカリナマコの仲間 |
ナマコマルガザミの仲間とナマコ |
◆ 海の一言 :『ベラ』 |
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ベラ(英名:Wrasse)は、スズキ目・ベラ科に属する魚の総称で、世界中の暖かい海に約520種が生息し、 日本近海では約130種を磯やサンゴ礁などで見ることができます。普通見られるのは全長10〜30cm程の小型種で、体は細長く側扁し、海藻やサンゴ、岩のすき間をすり抜けるのに都合がよい体型と思われます。しかし、コブダイなど全長1mに達するものや、ベラ科の最大種メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)のように全長2mに及ぶものもいます。多くは鮮やかな色彩をもち、雄と雌で体色が異なり、成長に伴って雌性先熟の性転換を行い、性転換して雄になった個体は雌を惹きつける派手な色彩に変化するものがいて、縄張り内の複数の雌と繁殖を行います。色彩や模様は幼魚、成魚、雄、雌などにより同じ種でも大きく異なり、昔は別種と考えられていた種も多いです。キュウセンなど一部の種は、夜になると砂に潜って眠るものや、他の魚などの口の中や体表を掃除する掃除魚もいます。 |
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コブダイ |
キュウセン寝る |
メガネモチノウオ |
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