2017年7月のテーマ写真館




 《 モルディブ共和国 》


インドの南、赤道をはさんで南北760kmにわたって点在する、20の環礁に点在する1200あまりのサンゴ礁の島々から成り、「インド洋の真珠」とも呼ばれる国。国名は現地語のmala「小高い」とdiva(dive)「島々」で「小高い島々」の意味とされます。たくさんの環礁とそこに点在する島々から成り、総海域面積は99万9702kuもありますが、陸地の面積は298平方キロメートルと淡路島の半分ほどしかありません。1965年に英国保護領から独立し、およそ200の島々に人が住み、島ごとに機能が分かれ、漁師の島、大統領府の島、2つの島をつなげた飛行場、首都の島、ゴミ処理場の島、そして90ものリゾートの島などとなっています。温暖化により2100年には国土が全て海面下になってしまうとも言われています。

関連書籍
「島の名前」(東京書籍刊)中村庸夫・著

空港の島

環礁上の小島

環礁内の島のリゾート


環礁内に更に小さな環礁が点在する

環礁内の島や小環礁

浅いリーフの上の桟橋


リゾートのビーチ

温暖化で砂浜が小さくなりつつある

隣のリゾート島が見える


浅い海中からヤシを望む

浅い海底にヤシの影

環礁内の夕暮れ


海底から拾ったサンゴの岩

死んだサンゴの岩が建材となる

島々の間で使われるドーニー


砂の海底のガーデンイール

リーフに群れる魚群

外洋にはサメも多い


 ◆ 海の一言 :『節足動物』


カブトムシなど昆虫の甲虫類やエビ・カニなど甲殻類は同じ節足動物です。体の外側に外骨格と呼ばれる殻を持ち、関節の代わりに体節があり、体内に骨はありません。ワラジムシ、ミジンコ、フナムシ、ダンゴムシやダイオウグソクムシも甲殻類の節足動物です、岩に付着して移動しませんがカメノテ、フジツボもエビやカニに近い甲殻類の節足動物なのです。また、クモも節足動物なのです。

ダイオウグソクムシ

カブトガニ

カメノテ




海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。