2015年4月のテーマ写真館 |
《 インド洋のプチ・フランス=レユニオン島 》 |
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レユニオン(Reunion)は、フランス共和国の海外県ならびに海外地域圏で、マダガスカル島東方、モーリシャス島の南のインド洋上に浮かぶ面積2512平方キロメートル、人口約84万6000人のサンゴ礁の島で、コーヒーの原種の一つブルボン種の原産地です。16世紀にポルトガル人がこの無人島を発見し、17世紀にフランス人が上陸してフランス領と宣言したものです。国王ルイ13世によってブルボン島と命名されたが、ブルボン王政を倒したフランス革命によりレユニオン島と改名。その後、19世紀には皇帝ナポレオンにちなみボナパルト島と改称されるが、ナポレオン戦争終了後のイギリス占領時にブルボン島に戻されました。その後のフランス2月革命で王政が倒れ、レユニオン島に戻されたものです。無人島であったため、フランス東インド会社はインドへの中継港として重視し、植民を開始し、コーヒー栽培やサトウキビ栽培が産業となりました。街はフランスにいるのと何ら変わりは無く、絶景の火山やダイビングが観光資源で、ヨーロッパからの観光客が多く訪れます。 |
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レユニオンの険しい山並み |
今も火山活動が続いている |
強風が吹きつける西海岸 |
東海岸のリゾート・ビーチ |
大航海時代の要塞跡 |
リゾートホテル |
インド洋タイプのイッテンチョウチョウウオ |
ザンジバルバタフライフィッシュ |
ハダカハオコゼ |
ゾウゲイロウミウシ |
ナマコの仲間 |
タテヒダイボウミウシ |
マダガスカルバタフライフィッシュ |
モーリシャスグレゴリー |
モーリシャンアネモネフィッシュ |
◆ 海の一言 :『自由の女神』 |
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ニューヨークの自由の女神像は、アメリカ合衆国の独立100周年を記念して1886年にフランスから贈られ、ニューヨーク港入口のリバティー島に立っています。ローマ神話の自由の女神、リベルタスをかたどった立像で、パリや像の作者フレデリク・バルトルディの故郷コルマール、ポワチエ、サン=テティエンヌ、アングレーム、ボルドーなどフランス各地にも点在しています。アメリカにおいても、多くの博物館にレプリカが収蔵されているほか、各地の広場にも自由の記念碑として女神像が建てられています。日本では東京のお台場や青森県おいらせ町にレプリカが存在し、世界一有名な像です。ニューヨークの自由の女神像は、アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴であるとともに、世界各地からやってくる移民にとって、新天地の象徴ともなっています。 |
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自由の女神 |
自由の女神と客船飛鳥U |
自由の女神と客船 |
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