2015年3月のテーマ写真館




 《 ニュージーランドの海の野生 》


ニュージーランドは北島、南島に加え、南極大陸との間に世界遺産に登録されている亜南極諸島があり、1国として最多の7種のペンギンが生息し、世界一のペンギン大国です。また、各地の海岸ではアシカ、オットセイなどの海獣類がのんびりと暮らし、南島のカイコウラでは岸からでも簡単に多くのイルカが見られ、すぐ沖合でマッコウクジラの姿も見られる、類まれな海なのです。こうした海の野生生物を見るため世界中から多くの人々が集まってきます。


ニュージーランドアシカ(ホッカーアシカ)

ニュージーランドオットセイ

ニュージーランドオットセイ


卵を抱くロイヤルアルバトロス(シロアホウドリ)

スネアーズペンギン(スナレスペンギン、ハシブトペンギン)

マユダチペンギン(シュレーターペンギン)


キガシラペンギン

フィヨルドランドペンギン(キマユペンギン、ビクトリアペンギン)

ハネジロペンギン(ハジロコガタペンギン、ハジロコビトペンギン)


マッコウクジラ

ハラジロカマイルカ

セッパリイルカ


ドルフィン・スイム

イルカ・ウォッチング

イルカ・ウォッチング


 ◆ 海の一言 :『ニュージーランド』


ポリネシア方面からカヌーで渡ってきたマオリ族が住む島々でしたが、西欧人の「発見」は17世紀にオーストラリアのタスマニア島の名前にもなっている探検家でオランダ人のアベル・タスマンによるものです。その後、オランダの地名 Zeeland(ゼーラント州)に因んで、ラテン語でNova Zeelandia新しい海の土地」と名付けられ、後にオランダ語でNieuw Zeelandと呼ばれました。18世紀にイギリスのジェームズ・クックが訪れた際に"Sea land"と直訳せず、英語でNew Zealandと呼んだのが始まりだそうです。ジェームズ・クックが直訳しなかったのは、オランダ語の発音の名残のためとも、デンマークのZealand、シェラン島(コペンハーゲンがある島)に因んだ、ともされます。

アルパカ

アルパカの親子

アルパカの群れ




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