2012年10月のテーマ写真館 |
《 パラオ 》 |
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一般にはパラオ(Palau)の名で知られますが、国名はベラウ共和国で公用語は「ベラウ語」です。カロリン諸島の西端の群島で、総面積は488kuと屋久島よりやや小さく、北のカヤンゲル島から南のアンガウル島まで連なる200以上の島々が一連のリーフに囲まれ、さらに南に4つの離島があります。人が住み始めたのは紀元前2500年ごろで、フィリピンやインドネシアと文化や言語に共通点が見られます。パラオはマレー語系のプラウpulau「島」の意です。西欧人が初めて訪れたのは、1543年のスペイン人で、島々を「ロス・パラオス」と呼び、1579年には英国のフランシス・ドレイクも立ち寄りましたが、1885年にスペインの領有地となり、後にドイツに売却されました。日本統治時代は南洋群島行政の中心で、コロールに「南洋庁」が置かれました。1994年に独立しました。
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カヤンゲルの環礁 |
ロックアイランドの景観 |
キノコ岩 |
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マングローブ林 |
ゼロ戦 |
昔ながらのカヌー |
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ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ) |
ナンヨウマンタ |
ジェリーフィッシュレイクのタコクラゲの仲間 |
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ヤスジチョウチョウウオ |
モンツキカエルウオ |
カニに擬態したカニハゼ |
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逆さに泳ぐアヤメヤッコ(コリンズエンジェルフィッシュ) |
生きた化石パラオオウムガイ |
ネジレカラマツ |
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ブルーホール |
海底鍾乳洞 |
人魚伝説のジュゴン |
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◆ 海の一言 :『トビウオ(飛魚)』 |
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春先から夏にかけて南方から暖流に乗って群れをなして日本近海に接近するため、「春を呼ぶ魚」、として季語にも使われます。我が国近海に回遊するトビウオ類は、ハマトビウオ、ホソトビウオ、ツクシトビウオ、トビウオ(ホントビウオ)などで種類により、分布や回遊時期もやや異なります。尾鰭の下部が長く発達し、何かに驚いたり、大きな魚に追われると、これを振って水面をたたいて飛び出し、大きく発達した胸鰭や腹鰭を広げて水面上を滑空する事から「トビウオ」や「ツバメウオ」と呼ばれ、英名でも 「flyingfish(飛魚)」です。フランス語でも「Exocet(エグゾセ=飛ぶ魚)」でフランスのベストセラーの高性能対艦ミサイルの名に用いられています。 |
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