2009年6月のテーマ写真館 |
《 生物発光〜生物は何故光るのか?〜 》 |
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●ホタルは発光色、発光パターン等により配偶行動の交信を行い、光で敵をおどかします。また、毒を持っていて食べるとまずいことを敵に警告する光とされます。 |
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マツカサウオ |
ヒカリキンメダイ |
ヨコエソ |
ホタルイカ |
ホタルイカ |
ホタルイカ |
ウミホタル |
オワンクラゲ |
ウコンハネガイ |
サンゴの発光 |
サンゴの発光 |
イソギンチャクの発光 |
サンゴの発光1 |
サンゴの発光2 |
サンゴの発光3 |
↑サンゴの発光1 |
↑サンゴの発光2 |
↑サンゴの発光3 |
グリーンペペ |
シイノトモシビダケ |
ジガミグサ |
ヘイケボタル |
グロ−イング・ワーム(土蛍) |
グロ−イング・ワーム(土蛍) |
◆ 海の一言 :『ホタルイカ』 |
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「蛍のように発光するイカ」であるところから「ホタルイカ(蛍烏賊)」の和名で、ラテン語の眩いとの意味の(scintillans)から学名:Watasenia scintillansです。雄は胴長4cm程、雌は6cm程の小型で、生態や生活史は謎に包まれています。発光器は腕の先、頭部、胴部、眼の周りなどにありますが全て腹側にあります。自力で発光物質を作って発光し、発光が終わって酸化した発光物質を肝臓でリサイクルし、再び体の各所の発光器官へと送るとされます。明るい時は発光を強くし、暗いと発光を弱め、自分の体をカムフラージュし、外敵から身を守るため発光調整をしているとされます。腕の発光器は触れたり刺激を受ける強い発光をするため、外敵から襲われたときの目眩ましでないかとされます。富山湾は文化財保護法によって「ホタルイカ産卵群遊海面」として、特別天然記念物に指定されていますが、日本で唯一食べても良い特別天然記念物なのです。 |
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海の写真のボルボックス © 中村庸夫 無断転載を禁止します。 |