2007年07月のテーマ写真館




 《 北極圏 》


今温暖化の影響で絶滅の恐れが出てきたシロクマが棲むのが北極圏です。北極圏付近の陸地の穴の中で真冬に繁殖し、北極海などが凍っている間、氷の上に行き、呼吸のため穴から顔を出すアザラシや、繁殖中のアザラシを襲って食べています。こんなシロクマなどの棲息する北極圏近くでオーロラの撮影や、昔からイヌイット(エスキモー)の人々が作っていた雪のブロックを積み重ねた家・イグルーを撮影しました。北極圏の大自然やそこに棲むさまざまな生物たちを紹介します。
海の写真のボルボックスにはシロクマ(ホッキョクグマ)、ホッキョクギツネ、ベルーガ、イッカク、タテゴトアザラシなど北極圏の生物やオーロラの写真が豊富にストックされています。


オーロラ

オーロラ

夜のイグルー


イグルーを作る人

イグルーの中

お昼寝するタテゴトアザラシの赤ちゃん


イッカククジラ

ホッキョクギツネ

ベルーガ


シロクマ

シロクマの爪

シロクマの毛

氷山

氷原のシロクマ

海水を被り凍り付いた防波堤の上の家


 ◆ 海の一言 :『オーロラ〜Aurora〜』


オーロラは太陽風に関連し、太陽電子が地球の磁界にそって北極と南極の磁極点の上にある磁気圏に飛んでくるため起こる現象で、地上100キロ以上の地球上層大気中に発生します。北半球では一般的に8月下旬から4月の夜空に多く現れ、極北の地で北に見える光の事から英語ではNorthern Lightsと呼ぶのが一般的です。古くから「天界へと上ってゆく魂が天へ登っていく道」「神話上のメスの戦士ヴァルキュリエの盾の反射である」「狐の尻尾か、丘の頂に触れて発光するものだ」などさまざまな伝説がたくさんあります。 我が国で用いられているオーロラは、ギリシア神話の曙の女神・エオスのローマ名アウロラ(Aurora)から生まれた言葉だそうです。



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