2006年12月のテーマ写真館




 《 アイスランド 》


グリーンランドの東287kmの北大西洋に浮かぶ、ヨーロッパでは英国に次ぐ大きな島国で、6〜7世紀にかけてアイルランドのケルト人修道士が渡来したのが最初で、その後、874年にノルウエーの圧政を逃れてきた北欧民族、ヴァイキングが移住しました。アイスランドを横切って走っているマグマ・ベルトの上に位置しているために、火山活動が活発で200を超す活火山とたくさんの間欠泉や温泉があり、発電は地熱が用いられています。、極北に位置し、土の12%を占める氷河があり、最北端は北極圏に位置します。希少鉱物資源の国でもあるため国民の平均所得は世界一です。


アイスランド黒砂海岸と沖のレイニスドランガル

溶岩に堰き止められて出来た滝が各地に見られる

ウエストマン諸島の夕日


アイスランド間欠泉、ゲイシール

アイスランド間欠泉、ゲイシール

アイスランド間欠泉、ゲイシール


アイスランド火山と氷の島で地熱発電が行われています

ウエストマン諸島1963年の海底火山の爆発でうまれたスルツェイ島

コロンブスより前に北米大陸を発見したアイスランドのレイブル・エイリークソンの像


ヘイマエイ島西部は海鳥の棲息地でヒメツノメドリ、フルマカモメ、ウミガラスなどが繁殖

ヘイマエイ島観光釣り船に乗るとタラやハドックなどが面白いように釣れた

昔ながらの雰囲気で再現された建物


各地の入り江に漁船が見られる

ヘイマエイ島はウエストマン諸島で唯一人が住む島で天然の港は漁船で賑わう

豊かな海に支えられた水産国で漁業が盛んです


 ◆ 海の一言 :『アイスランド〜Iceland〜』


サガ書によれば、フラブナ・フロゥキという名のヴァイキングが、氷のフィヨルドを見てスカンディナビア語で「氷の島」のアイスランドと名付けたそうです。



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