《 ミッドウェー諸島 》
１８５９年にハワイ王国のガンビア号によって発見されるまで無人だったサンゴの島々で、固有なハワイモンクアザラシ（ハワイアンモンクアザラシ）や、コアホウドリの世界的な繁殖地です。第二次大戦前後はアメリカ軍の重要な軍事基地でしたが、冷戦終結後、軍が撤退し現在は野生生物の楽園に変わりました。 ミッドウェー環礁内には３つの島が浮かび、サンド・アイランド：Sand Is.は文字通りサンゴでできた砂が打ち上げられてできた島で、コアホウドリやアカオネッタイチョウが多数繁殖し諸島の中心をなします。イースタン・アイランド：Eastern Is.はオオグンカンドリやアカアシカツオドリの繁殖地となっております。また、スピット・アイレット：Spit Isletは環礁内への入り口となる水路脇に浮かぶ名前のとおり、砂洲の小島です。 特別な許可が無ければ渡る事が出来ない絶海の島々の空撮、陸上、そして海中の貴重なさまざまな写真が多数ストックされています。
環礁内ではハシナガイルカが船を追う
上空から見たミッドウェー環礁
美しい海岸線
雛に餌の魚を与えるシロアジサシ
美しく舞うシロアジサシ
海岸で求愛するコアホウドリ
世界最大のコアホウドリの繁殖地で８０万羽が集まる
コアホウドリの親子
コアホウドリの親子
クロアシアホウドリも繁殖にやってくる
暖かいサンゴ礁に絶滅寸前のモンクアザラシが棲んでいる
海岸で休むハワイモンクアザラシ
ハワイモンクアザラシの若い固体
昼寝するハワイモンクアザラシ
アオウミガメが昼間から甲羅干しに上陸する
繁殖するオオグンカンドリ
美し尾をなびかせて舞うアカオネッタイチョウ
ネッタイチョウの親子
この海域固有のマスクドエンジェルフィッシュ
諸島固有のバンディッドエンジェルフィッシュ
GT・ジャイアントトレバリーことロウニンアジの世界記録級の大物が釣れた
◆ 海の一言 ：『ミッドウェー諸島〜Midway Islands〜』
ハワイ諸島から北西に連なるサンゴ礁の島々の、一番外れに位置する諸島で、日付変更線のすぐ東側にあり、アメリカのカリフォルニアと、我が国の中間に位置する事からMidway「中間」との意味で名づけられたものです。