2006年9月のテーマ写真館




 《 海を渡る橋 》


世界で一番有名な吊橋がサン・フランシスコのゴールデン・ゲイト・ブリッジで、1937年に完成し、ゴールド・ラッシュで大飛躍を遂げて出来たサン・フランシスコの入り口に架かる事から、ゴールデン・ゲイト・ブリッジと呼ばれます。 橋は、島や海峡を結ぶ架け橋になり、渡れれば良いだけではありません。下を通過する船の妨げとなってはならず、ゴールデン・ゲイト・ブリッジの桁下空間67.1mは帆柱の高い帆船や、客船のクイーンエリザベス2でも十分に通過できますが、東京のレインボー・ブリッジの桁下52.4mは帆船もQE2も通れません。世界のさまざまな橋のストック写真をご覧下さい。


飛鳥Uと横浜ベイブリッジ

シドニーのハーバーブリッジ

瀬戸大橋


1964年に世界一となったニューヨークのヴェラザノ・ナロウズ・ブリッジ

マンハッタンとブルックリンを結ぶ19世紀に作られたブルックリンブリッジ

名古屋の名港トリトン


世界初の鉄橋、ロンドンのタワーブリッジと帆船ダンマルク

名前の通り全長7マイルもの長さを誇るフロリダのセブンマイル・ブリッジ

東京のレインボーブリッジと飛鳥U


本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋

ブルックリンブリッジ(ニューヨーク)

ハーバーブリッジ(ロサンゼルス)


横浜ベイブリッジ

鳴門の渦潮と鳴門大橋

サン・フランシスコのゴールデン・ゲイト・ブリッジ


ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ(ニューヨーク)

ハーバーブリッジ(シドニー)

瀬戸大橋


 ◆ 海の一言 : 『橋』


橋の語源を調べると「両岸のハシ(間)を渡すところから、ワタシが略転、早く渡れるところからハヤシ(早)の略転、両岸のハジメ(初)からハジメ(初)へ通ずるものから」などとあります。「橋渡し」などの言葉もある通り、岸と岸を結ぶ「橋」以外に、物と物、人と人、空間と空間をつなぐ手段や事物を「はし」と言うのでしょう。漢字では「橋」と書きますが、物と物を結ぶ「あいだ」の意味から、古くは「間(はし)」と書いたそうです。



海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。