2006年8月のテーマ写真館




 《 シロクマ 》


北極圏に生活するシロクマは、夏の間ほとんど何も食べずに陸上で生活することが多く、秋になり、北極海周辺の海が凍り始めると、他の陸上の熊のように冬眠はせず、氷上に出てアザラシ狩りを行います。 妊娠した雌は12月頃、「デン」と呼ばれる雪穴などに入り、人間の握りこぶしほどの小さな赤ちゃんを産みます。未熟な赤ちゃんを穴の中で育て、3月初め頃、赤ちゃんが育って外気の寒さに耐えられるようになると、穴から出て北極海にアザラシ狩りに向かいます。 産まれて3ヶ月ほど経ち、初めて穴から出てきたばかりのシロクマの赤ちゃん達の可愛い写真をお楽しみ下さい。


後ろ足二本で立ち上がり遠くを見つめるシロクマ

お母さんの後をついていくシロクマの赤ちゃん

兄弟仲良くお母さんにピッタリついていく


兄弟二匹でお母さんにじゃれつく

こちらを窺がうシロクマのお母さん

寝ているお母さんに二匹で甘える


寝ているお母さんに乗っかるシロクマの赤ちゃん

一匹だけ起きているシロクマの赤ちゃん

一緒に遊んでとおねだりするシロクマの赤ちゃん


お母さんの口に顔を突っ込むシロクマの赤ちゃん

お母さんに寄り添うシロクマの赤ちゃん

あくびをするシロクマの赤ちゃん


兄弟二匹でお母さんの元を離れて遊ぶシロクマの赤ちゃん

二匹でお母さんの上に乗るシロクマの赤ちゃん

お母さんの横で兄弟でじゃれつくシロクマの赤ちゃん


 ◆ 海の一言 : 『シロクマ』


図鑑などでは北極熊(ホッキョクグマ)と記される事が多いネコ目(食肉目)クマ科に属する哺乳類です。北極圏の陸上では最強の動物で、主にアザラシが氷の穴に呼吸のため顔を出すのを待って捕らえて食べます。また、氷上や、氷の穴の中のアザラシの赤ちゃんも襲います。



海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。