2006年7月のテーマ写真館




 《 ペンギン王国ニュージーランド 》


ニュージーランドは世界一のペンギン王国で、北島には現地でブルーペンギンと呼ばれるコガタペンギン(コビトペンギン)が、南島と周辺の小島にはコガタペンギン、ハネジロペンギン(ハジロコビトペンギン)、フィヨルドランドペンギン、キガシラペンギン(キンメペンギン)が棲息します。更に南極大陸との間のニュージーランド領の亜南極諸島には固有の珍しいマユダチペンギン(エレクトクレステッドペンギン)やスネアーズペンギン(ハシブトペンギン)やイワトビペンギンなどが繁殖します。ペンギンは世界中で18種類が知られていますが、ニュージーランド全土で7種ものペンギンが棲息し、南極大陸で繁殖するペンギン5種より多いのです。ニュージーランドのさまざまな表情のペンギン達の写真をお楽しみ下さい。


岩を飛んで登っていくイワトビペンギン

卵を温めるイワトビペンギン

崖の上に巣を作るイワトビペンギン


目が黄色く、頭も黄色い毛が生えるキガシラペンギン

二匹向かい合い近づいていくキガシラペンギン

海岸で休むキガシラペンギン


牧童犬に追われ、洞窟内でようやく生き残ったハネジロペンギン

雛を抱き抱えるハネジロペンギン

寄り添うハネジロペンギンの雛


南島のフィヨルドランドのレインフォレストに棲息するフィヨルドランドペンギン

森から出てきたフィヨルドランドペンギン

海へと走っていくフィヨルドランドペンギン


スネアー島だけに棲息するスネアーズペンギン

海岸に群れるスネアーズペンギン

水中を泳ぐスネアーズペンギン


一番小さなコガタペンギン

日陰で休むコガタペンギン

水面を泳ぐコガタペンギン


亜南極諸島に棲息する固有のマユダチペンギン

岩を歩いて登るマユダチペンギン

水面をジャンプして移動するマユダチペンギン


 ◆ 海の一言 : 『ニュージーランド〜New Zealand〜』


ヨーロッパ人として初めてオランダ人がニュージーランドを発見したのは、オランダ人の探検家、アベル・タスマンで、島々を「ステイテン・ランド」と名付づけました。その後、オランダ人の測量士によってオランダ南部のゼーランド(海の土地)地方に似ていることからオランダ語で「ノヴァ(新しい)ゼーランド」 とされ、英語表記でNew Zealandとされたものです。



海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。