2005年1月のテーマ写真館




 《 タスマニア 》


オーストラリア大陸からタスマン海峡を隔て、南へ240kmに浮かぶ6.8万kuと北海道よりやや広い島です。1642年にオランダの探検家アベル・タスマンが発見し、オーストラリア大陸から突き出た半島だと思いこんでいましたが、1777年にイギリスのキャプテン・クックが島であることを確認したのち、1803年に英国領となりました。広大な手付かずの自然が残り、島固有の生物がたくさん生息しています。


東部に見られる柱状節理

タスマン島

ラオウル岬は船のランドマークとなる


タスマニアの州都ホバート

タスマニアデビル

ハリモグラ


世界最小のフェアリーペンギン

フェアリーペンギンと呼ばれているコビトペンギン

スターゲイザーと呼ばれるミシマオコゼの仲間


ポットベリーシーホースと呼ばれるタツノオトシゴの仲間

シードラゴンの顔。ウイッディーシードラゴンとも呼ばれる

雄が卵を腹に付着させて守るコモンシードラゴン

タツノイトコの仲間

ビスケットスターと呼ばれるヒトデ

ほとんど泳ぐ事が出来ないハンドフィシュ


 ◆ 海の一言 : 『タスマニア』


タスマンの発見当時はオランダの東インド会社のバタビア総督名にちなみ、ヴァン・ジーメンズ・ランドと名付けた。しかし、その後イギリスの流刑地となり、名前のイメージが悪かったため1852年以降、発見者にちなみタスマニアと呼ばれるようになったものです。



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