2004年10月のテーマ写真館




 《 南極海と南極大陸 》


今年南米大陸の最南端から客船飛鳥に乗船し、6回目の南極取材旅行を行いました。1回目は大西洋から南下した南極海と南極半島、2回目はニュージーランドから南下し、西に向かってオーストラリア大陸と向かい合った南極大陸。3回目は南米から飛行機で飛び、氷河の上に着陸し、氷の上にテントを張り、キャンプ生活を行いながらコウテイペンギンの孵化直後の撮影。4回目はニュージーランドから南極海に浮かぶ島々。5回目はインド洋と向かい合った南極海に浮かぶ島々。そして今回は氷山の間を縫って南極半島へと航海しました。こうした取材により、南極大陸及び南極海の写真が充実しております。


パックアイスの中を南極大陸を目指す

南極半島とクルーズ船

氷山とパックアイス


アデリーペンギンとフランス基地

サウスジョージア島のオウサマペンギン

巣の材料を運ぶジェンツーペンギン


コウテイペンギンの親子

ブリザードの中のコウテイペンギン

南極大陸のアデリーペンギン


オウサマペンギン

ジェンツーペンギン

アデリーペンギン


アデリーペンギン

アゴヒゲペンギン

アゴヒゲペンギン


 ◆ 海の一言 : 『ペンギン』


ペンギンの語源となったのは北大西洋に生息していた飛べない鳥オオウミガラスです。北欧から進出したバイキングやケルト人船乗りによって発見され、白い頭と言う意味で「ペン・グウィン」と呼ばれ、食料や羽毛とされていました。オオウミガラスは乱獲がたたり、19世紀中ごろには絶滅してしまいました。この名がなまって「ペンギン」となったとされます。また、ラテン語で「太った鳥」と言う意味の「ペンギン」が南半球で発見された飛べない鳥に名付けられたともされます。



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