2020年9月のテーマ写真館




 《 モーリシャス島(Mauritius) 》


マダガスカル島の東約900kmに浮かぶ、沖縄本島よりやや大きい、サンゴ礁が発達した島国です。古くは無人島でしたが、アラブ商人に発見された後、16世紀にポルトガル船が到達し、その後オランダの遠征隊が上陸し、当時のオランダ皇太子「マウリッツ」にちなんで名づけました。その後フランス領から19世紀に英国領となり、英語で「モーリシャス」と表記されるようになり、1968年に英連邦として独立しました。「不思議の国のアリス」に登場する、巨大な飛べない鳥ドードーがいた島でしたが、立ち寄る航海者たちの食料にされて絶滅した歴史が残ります。美しいサンゴ礁の自然を売りにした観光が主要産業で、ヨーロッパの人々のマリン・リゾートとなっています。今回、貨物船がサンゴ礁に乗り上げる事故で約1,000トンの燃料重油が漏出し、一部が砂浜、マグローブ林などに漂着し、自然環境への深刻な打撃を与えています。海の上を漂う油の除去は進んでいますが、海底に沈んだ油は岩やサンゴ礁を覆い、海底の砂の中にも混ざってしまうため、島の一部は生物が棲めない死の海になってしまいました。近くに野鳥保護区もあり、海鳥を含む多様な生態系への影響は甚大で、専門家は手付かずだった沿岸部の自然が元に戻ることはないだろう、との見方をしています。

International Maritime Organization撮影

モーリシャス島のの島影

モーリシャス航空


リゾート・ビーチ

ヨーロピアン・ビーチリゾートス

リゾートのボート


ポート・ルイス港

首都ポート・ルイスの街

ポート・ルイスの街


アフリカンバタフライフィッシュ

イッテンチョウチョウウオ(インド洋型)

スポテッドバタフライフィッシュ


インディアンバタフライフィッシュ

ブラックバーンズバタフライフィッシュ

イエローヘッドバタフライフィッシュ


ミスジチョウチョウウオ(インド洋型)

マダガスカルバタフライフィッシュ

タテジマキンチャクダイ


ヒメオニオコゼ

ミツボシクロスズメダイ

イレズミウミヘビ


 ◆ 海の一言 :『ヨット (yacht) 』


Yachtの語源はオランダ語で、風で動く船を幅広くJachtと呼ぶところから来ています。日本では1〜2本マストで三角の帆を持つレジャー用やレース用の舟艇をヨットと呼びます。しかし、欧米ではこうした舟艇はSailing Boatで、Yachtとは呼びません。英語でYachtは、「豪華な遊行船」、の意味で代表は英国王室のRoyal YachtのHMY Britania(ブリタニア号)全長126m、5,769総トンで、エリザベス女王やアン王女、マーガレット王女の新婚旅行に使用されるなどしました。欧米の資産家や王室はヘリコプターを乗せた小型客船並みの豪華スーパー・ヨットを所有しています。海外で日本人が「自分はヨットを持っている」と言うと、大金持ちと勘違いされてしまいます。

ロイヤルヨット・ブリタニア

ディンギー・ヨット

スーパーヨット




海の写真のボルボックス  © 中村庸夫 無断転載を禁止します。