2018年11月のテーマ写真館




 《 フグ 》


「フグ」と言うと、美味しい、高級、毒がある、膨れるなど色々連想されます。分類上のフグ目にはカワハギ、ハリセンボン、マンボウなども含まれ、淡水産まで300種以上がいます。一般的に「フグ(河豚)」とされるのはフグ科、ハコフグ科、ハリセンボン科の魚です。流線型ではなく特徴的な体つきで、動きが鈍く、毒や硬い体、棘、体を膨らませる、などで身を守ります。体の外側に固い外骨格を持つハコフグの仲間、鱗が変化した棘を持つハリセンボンなど愛嬌者が多いです。フグやハリセンボンの仲間は口から水を飲みこみ胃の腹側にある伸縮性に富む憩室胃に入れて膨らみますが、こうなると泳げなくなってしまいます。

トラフグ

ハリセンボン

クロハコフグ


オーネイトカウフィッシュ

コンゴウフグ

スジモヨウフグ


シマキンチャクフグ

コモンフグ

ミナミハコフグの幼魚


ラクダハコフグ

コクテンフグ

ショウズカウフィッシュ


ミゾレフグ(黄色固体)

テングハコフグ

イシガキフグ


ポーキュパインフィッシュ

サザナミフグ

シマフグ


キタマクラ

ホワイトバードボックスフィッシュ

ネズミフグ


 ◆ 海の一言 :『ハナダイの仲間』


「ハナダイ」と呼ぶと、タイ科の魚の「チダイ」に対して釣り師が使う俗称です。一方で「ハナダイの仲間」と言うと、スズキ目・ハタ科の魚のうち、いくつかの属にまたがる、明るく鮮やかな色合いをした、10cm前後のかわいらしい魚の総称です。花のように美しい事から「ハナダイの仲間」です。温帯から熱帯まで、生息していますが、本州近海の浅場で見られるのがキンギョハナダイやサクラダイです。南方に行くほど種類が増え、更に水深50m以上の深さで珍しい種類が発見されています。種類によって単独から数百以上の群れまで、サンゴや岩場の周りで、流れてくるプランクトンを待って食べています。ハナゴイ、サクラダイ、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイ、アカネハナゴイ、パープルビューティーなどその美しさを連想させる名前の魚が多いです。 <関連書籍>
「魚の名前」(東京書籍刊)中村庸夫:著・写真

アズマハナダイ

サクラダイの雄

スミレナガハナダイの雄




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